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【FILE.9】Belle omotesando 若林紀元さん【お仕事編】

1999年に流行語大賞に選ばれた「カリスマ」。インターネットの発達と共に情報量が膨大となり、身近な存在にファッションの手本を求めることでショップ店員や読者モデルが大ブームに。人の心を惹きつけてやまない人達が「カリスマ」と呼ばれ、各業界を賑わせていました。

そんな中で美容師もブームの一端を担い、ファッション界のみならず美容界を大いに盛り上げ、その人気ぶりは「カリスマ美容師」のキーワードのもとキムタク主演のドラマが放送され視聴率が50%を越えたほど。彼らの活躍ぶりは雑誌やメディアに留まらず、ネット社会となった現在においてはブログやYoutube、SNSなどを使い あらゆる形で常にトレンドを発信し続けている。

時には美の提案者として、時には頼れる友人として親しまれる「現代のカリスマ美容師たち」。この連載では彼らの人物像にスポットをあて、仕事やプライベートについてをQ&A形式でご紹介します。

 

連載9回目はこの方

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Belle omotesando 若林 紀元さん

山梨県出身。有名サロンでスタイリスト経験を経て、2010年オープンのタイミングでBelleに入社、現在は店長を務める。再現性の高いスタイルや遊び心のあるデザインに定評があり、多くの芸能人やモデルから信頼を寄せられている。

2014年に行われたビューティーイベント「東京ブレンド×SMAJ」では激戦の末に見事優勝、同時に3賞を受賞するなど著しい活躍を見せた。

 

【若林さんが手がけたヘアスタイルを見るにはココをクリック

 

 

若林さんってどんな人? ~お仕事編~

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Q1.美容師になろうと思ったきっかけは?

 

A.昔から好きだった「物作り」「髪をいじる」を両方できる仕事だと思ったので

子どもの頃から図工の授業とかプラモデルを作るのが好きでした! それと父がディーラーをやっていたので、車のエンジンとかメカニックなことに触れる機会が多かったんです。

高校生くらいになると自分でやってみたい分野が増えて、バイクのカスタムをしてみたり、雑誌を見ながら友人の髪を切ったりしていました。これが大きなターニングポイントでしたね。最初は遊び感覚だったんですけど、もともと一貫して何かを作るという作業が好きな僕は、次第に髪の毛に対して深く興味を持つようになったんです。

 

 

Q2.美容学生時代に苦労したこと&楽しかったことは?

 

A.技術の授業ではいつも苦労していました

「このシルエットを出すためにはこうする」「この手順は確実に!」などなど、ベースから始めるとなると自分はかなり不器用だなと思いました。今まで感覚的にやっていたことが、すべて理論に基づいての技術になる…これがとっても難しかったですね。

とにかく学ぶことが多くて大変な中でも、友人らと旅行に行ったり夢を語ったりとかなり充実した時間を過ごすことができました。いま一緒に働いてる長岡は当時のクラスメイトで、毎日飲みに行ったりしてましたよ!

 

 

Q3.美容師をやっていて良かったと思ったエピソードを教えてください

 

A.お客様、スタッフ…たくさんのいい人達に出会えたこと

以前、ぎっくり腰で入院したときにしみじみと実感しました。僕はそれまでお店を休んだことも入院をした経験もなく、すごーく落ち込んでしまったんです。入院は5日くらいでしたが、その間もマイナスなことしか考えられなくて…。

いざ退院してくると、僕を待っていてくれたお客様がたくさんいて下さったんです。色々と気遣いの言葉をかけて下さる方もいて、申し訳ないと感じつつ嬉しく思いました。そしてそれはスタッフの力添えが大きくて、僕がいないときでも安心して任せられるという心強さがあります。感謝の念しか浮かびませんね。

 

 

Q4.いちばん得意なスタイルを、女性・男性の両方教えてください

 

A.女性→パッと目を引くスタイル。男性→再現性のあるスタイル

ちょっと自分の色を入れたスタイル作りを心がけています。すごく作りこんでるんだけど、外見では作りこんでない風に見せるのが好きですね。

女性の場合はやりすぎない程度にちょっと遊びを出すこと、男性の場合はとにかくラクに、再現性とデザインを取り入れたスタイルを提案していきます。

 

 

Q5.ヘアスタイルを創造するうえで参考にしていることは?

 

A.写真集や作品集、自然の中に存在する彩色

代官山の蔦屋書店に足を運び、写真集などをパラパラ~と見て気になった本を購入してます。写真のカラーと世界観を見て、時代背景や人柄、写真に詰まったメッセージを想像してみるんです。個人的にはグランジファッションとかカート・コバーンとか、ロックミュージシャン系の写真は好きですね。“カッコイイ”を前面に出してるので、表現の仕方がとても参考になります。

 

 

Q6.お気に入りのサロンメニューは?

 

A.ホットスチームパーマ

ホットパーマの進化形で、ふっかふかのカールを作ることができます。低温のロッドで巻いた髪を専用のカバーで覆い、熱と水を使って蒸していくんです。効率的に熱を伝導できることと、ダメージレスのパーマ液を採用することでうるおい質感のパーマを実現。手触りと弾力が格段に良くなりますよ♪

 

 

Q7.撮影などの外仕事で勉強になったことや面白かった企画を教えてください

 

A.半歩先のデザインを提案する力がつきます

だいたい月に5~10本ほど撮影の仕事に行きます。ヘアカタログ、メーカー、ファッション誌など様々ですが、いずれも新しすぎず普通すぎない半歩先のデザインを提案することが大切なんだなと思いました。

次シーズンのヘアカタログだったら“新しさ”がありつつも受け入れやすいスタイルにするなど工夫をしています。ファッション誌は読者層や誌面の特色なんかを踏まえつつ自分のカラーを出したり、普段やらないような企画ものがあったりして面白いですね。

 

 

Q8.未来の美容師たちに伝えたいことはありますか?

 

A.夢や目標を高く持ってがんばりましょう!

技術を磨いたり勉強したり、スタイリストになるまでに出来ることはたくさんあります。そしてその後は、それまでの経験が活きてお客様がついたり数字に出てきたり、仕事の幅も広がるのでさらなる技術向上にも繋がってくる。美容師は努力が必ず返ってくるやりがいのある仕事なんです。

とはいえ僕もまだまだ努力が必要な身。「いつかこうしたい」という理想像を描きながら、今はこのお店でお客様に支持されるスタイリストを育てるのが目標です。何か目的を持ち、実現させていく気持ちは自分を大きく成長させてくれると思います!

 

 

若林さんのお仕事道具

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シザーバッグ

飯田さんと堀之内さんから、僕がスタイリストデビューしたときにプレゼントしてくれたものです。「CHAOTIC ORIGIN DUB」という日本のブランドで、自社工房で作ってるのだそう。革はダークブラウンだったものを自分でなめし、淡いグリーンがかった色合いにしました。とっても気に入っています!

 

 

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セニングシザー

久々に買い足したセニングシザー。三和技研のカット率40%のもので、今っぽい質感が作れます。

 

 

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ノートパソコン

ブログやSNSなどのウェブまわり、仕事関連のメールやり取りなどに欠かせない相棒です。あとは作品撮りした写真を加工するのにも使います。少しでも多くの人にBelleの存在を知ってもらえたら嬉しいですね!

 

 

若林さんのお仕事ファッションスナップ

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色も形もシンプルなものが好きです。動きやすさ重視で、靴はスニーカーが多いかな。

 

トップス・・・STEVEN ALAN(スティーブン アラン)

パンツ・・・Maison Martin Margiela(メゾン・マルタン・マルジェラ)

スニーカー・・・CONVERSE/CHUCK TAYLOR(コンバース/チャックテイラー)

時計・・・OMEGA(オメガ)

シザーバッグ・・・CHAOTIC ORIGIN DUB(カオティック オリジンダブ)

 

 

FILE9. お仕事編でした!

次回のプライベート編にもご期待ください♪

 

次回の記事を見る →【お仕事編】

 

店舗情報

shop

Belle omotesando(ベル オモテサンドウ)

住所:東京都渋谷区神宮前3-5-4

電話:03-3479-6656

定休日:火曜日(祝日の場合は営業)

http://belle-omotesando.jp/

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WRITER

ライター井上英恵

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