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「俺のヘアサロン」 シャンプーボーイから輝くプレジデントへの軌跡 Garland代表榊原章哲さん(前編)

いまやコンビニの数よりも多い、と言われるヘアサロン。

その中でひときわ輝き、多くのお客さんに支持されるサロンがあり、美容師さんがいます。

この連載では、人気ヘアサロンを生み出した代表や店長である

「トップスター美容師」にインタビューをおこない、その魅力を解明!

代表や店長になるまでの経緯、なってからの苦労や喜びなどをお話いただき、

普段見ることのできない素顔に迫ります。

第1回目の今回は、『Ray』や『mina』でもおなじみのヘアサロン

「Garland」「 Kiitos by Garland」の2店舗を率いる榊原章哲さんが登場。

普段は穏やかで優しい印象の榊原さんが美容への想いを熱く語ってくれました。

 

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Garland 代表取締役/デザイナー 榊原章哲さん

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1976年10月22日生まれ、広島県出身。

大阪高津理容美容専門学校卒業後、都内ヘアサロン2店舗を経て、

2011年1月11日原宿にヘアサロン「Garland」を

2013年10月22日吉祥寺に2店舗目となる「Kiitos by Garland」をオープン。

現在2店舗をあわせたスタッフ数は27人。

2店舗の経営、原宿Garlandでのサロンワークに加え、業界誌や一般誌の撮影、

ヘアーショーにも参加。

セミナー講師としても活躍し、全国の美容師との交流も深い。

プライベートでは小学生の男のコのパパでもある。

 

 

スタイリストデビュー後、月30本の撮影という多忙な時期を経験

 

Q.2011年にGarlandをオープン。以来、すでに2店舗のサロンオーナーである榊原さん。

すごい! の一言ですが、美容師さんとしてずっと順調に歩んでこられたんですか?

 

A.そんなことは全くありません(笑)。

最初は世田谷の小さな美容院でアシスタントとして働き、次に入ったのが青山の有名サロンでした。

そこでは苦労の連続でしたよ。

 

Q.実際にどんなご苦労があったんですか?

 

A.20代のときはサロンワーク(サロン内でお客さんをカットするなど、美容師としての仕事)のほかに雑誌の撮影に追われていました。

青山の有名店で先輩たちがガンバっていたのもあり、スタイリストデビュー間もなくのころから撮影の依頼が僕のところにも来るようになったんです。

月に30本っていうのはザラで、毎日はできないから、1日で2~3本こなしたりしていました。

 

Q.それはハードワークですね。モデルさん選びやスタイルの提案など、雑誌の撮影の

ための準備も色々あって。それを通常のサロンの営業をしながらやっていたわけですね?

 

A.そうです、そうです。

いま考えると恐ろしいほど多忙で。

寝る間も惜しんで撮影準備をしていました。

正直、終電で帰れたら早いぞ、という感覚で。先輩たちもみんな家に帰らないですし(笑)。

けれど、そんなふうにも努力してもいい答えが出ないのが撮影というものでした。

アシスタント時代に先輩にくっついて色々な撮影現場に行かせてもらっていたのに、いざ自分がやってみたら撮影でのスタイルづくりが全くうまくいかなかった。

すごく下手くそでした。これは本当に苦い経験ですね。

 

Q.多忙なうえ、うまくいかないのは辛いですよね。心が折れませんでしたか?

 

A.打たれ弱いので、何度か折れそうになりましたし、落ち込みました。

自分のせいで撮影の時間が大幅に延びてしまったり。

撮影現場の方々に迷惑をかけてしまい、申し訳ないことをしました。

それでも、次の撮影に呼んでくださった編集の方がいらして。期待に応えたい、と必死でした。

このときの経験が自分の美容師人生にとても役に立っています。

 

Q.それは、よかったです! どんな場面で役に立ったと感じますか?

 

A.正直、撮影現場ってピリピリしてるんですよ~(笑)。

自分自身の中でも一発で(髪型を)キメなきゃ!っていうプレッシャーもありますし。

そんな緊張感のある現場を多く経験していくうちに、サロンにいらっしゃるお客様に説得力のあるスタイルを提案できるようになっていました。

鏡の前のお客様がとても喜んでいるのが分かって、撮影がサロンワークにも生かされるようになっていたんですね。

これはいまも感じていることです。

あとは雑誌に載ったスタイルの反響がすごくて、100人を超えるお客さんにサロンにいらしていただいたときもあります。

そういう反響が、大きな自信になりました!

 

受動的から能動的へ、自ら発信しようとしたときに起こった変化

 

Q.そういう確かな手応えや成果のなかで、独立を考えるようになったのでしょうか?

 

A.うーん、それはまた違うんです。

30代前半のころ、美容業界にもネットの波が押し寄せてきて。

(一般誌から)撮影依頼があったら受ける、とい受動態でいるだけではなく、自分たちから積極的に発信するようなことも必要じゃないかと思い始めたんですね。

それを当時のオーナーに話したら、意見が対立してしまって……。

 

 

Q.なるほど。そのオーナーさんは能動的な発信に反対だったということ?

 

A.いわゆる世代間での考え方の違いも大きかったのだと思います。

オーナーはデザインに徹底してこだわる、オートクチュールを手がけるデザイナーのようなタイプなんですよね。

僕はそこに惹かれてそのサロンに入りましたし、否定しているわけではなかったので、最初はそこにいながら、ブログを書いてみたり、できることからやろうとしました。

でも新しい提案をしてもいい顔はされなくて、だんだんと溝が深まってしまいました。

そんな感じでモヤモヤ過ごした30代前半はとてもしんどかったです。

 

Q.それで独立を考えるようになったわけですね。聞きづらいですが、資金は用意していたんですか?

 

A.いやいや。特に大きな貯金があったわけでもなく(苦笑)。

広島の父親に借金を申し込んだら「事業計画書を書いてみろ」と言われて。

3日間徹夜をして本を読みながら必死に書いて、父親に送りました。

そうしたら「気持ちは認めてやる。数字はめちゃくちゃだけどな」と言われて。

どうにかお金を借りることができたんです。

あとは銀行に相談ですよね(笑)。

 

後編へ続く

 

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ヘアスタイルの詳細は

http://cawaii-hair.tokyo/haircata/style/1000818/

 

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ヘアスタイルの詳細は

http://cawaii-hair.tokyo/haircata/style/1001272/

 

Garland(ガーランド)

住所:東京都渋谷区神宮前5-16-3

電話:03-5778-3800

定休日:月曜日

http://garland-tokyo.jp

 

 

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WRITER

美容ライター上條華江

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