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「俺のヘアサロン」 シャンプーボーイから輝くプレジデントへの軌跡 CUZCO代表取締役 池田晋一朗さん【前編】

連載第2回目は、「cuzco-クスコ-」代表の池田晋一朗さんが登場!

cuzcoではヘアサロンにジルスチュアート、アディクションといった

人気コスメブランドを併設した「ビューティーラウンジ」を展開。

ヘアメイクとしても多くの俳優、タレントに支持される池田さんに

多角度から美容のお話をしていただきました。

 

FILE.2

cuzco-クスコ- 代表取締役/ヘア&メイクアップ アーティスト

池田晋一朗さん

cuzco1池田さん

 

1974年11月19日生まれ、東京都出身。

1991年17歳のときに、青山の有名サロンに入社。

夜間専門学校に通いながら、美容師免許を取得。

1997年よりヘア&メイクアップ アーティストとしての活動を開始。

2008年 青山の有名サロンを離れ、独立。

2013年9月13日 「cuzco ビューティーラウンジ」をオープン。

 

ヘア&メイクアップ アーティストとしては「晋一朗」の名前で活動。

多くの俳優、タレント、アーティストから支持を集め、

広告、ファッション誌、ミュージックビデオなどでヘア&メイクを担当。

化粧品ブランド、ヘアケアブランドなどの新作発表会では

トークショーやヘアショーをおこない、企業からの信頼も厚い。

 

 

美容師とヘア&メイクを両立し、走り続けた日々

 

 

Q.17歳で青山の有名店に入社された、ということですが、それはどのようなきっかけだったのですか?

 

A.美容師になりたい、と思ったのは小4のときです。

でも、高1のとき『ダンス・ウィズ・ウルブス』という映画を観て感銘を受けて…。僕はインディアンになりたい! と思ったんです。本気でですよ(笑)。

それを高校の面談で先生に話したら大変怒られまして。

将来なりたいものは? と真剣に考えたときに「インディアンになれないなら、美容師しかないな」と思ったんです。

そして、17歳でこの世界に飛び込みました。シャンプーボーイ時代には夜間の専門学校に通っていました。

 

 

Q.その後、20代前半で「カリスマ美容師ブーム」が来るんですよね。

A.そうです。青山のサロンでスタイリストになり、多くのお客様をカットさせて頂き、とても楽しかったです。

同時に23才位の頃からヘア&メイクっていう仕事に興味を持つようになって。

ヘアだけではなく、メイクも含めて「この世にないものをつくる」ということをしてみたい、と思うようになりました。

 

 

 

Q.それから青山のサロンで美容師さんとヘアメイクさんとしての仕事を両立してきたわけですね。

A.10年以上両立させていたんですが、気付くと自分も34才。

17才でサロンに入って、その歳と同じ分サロンにいるんだなぁ、と思って。

それで「そろそろ独立しようかな」と考え、青山のサロンを出る決意をしました。

 

 

 

独立してからの挫折。お客様をカットできない状況に

 

 

Q.独立してからのお話を聞かせてください。

 

A.2009年に原宿(神宮前)にヘアサロンを持ったんですが…。

そのときは経営について何も学んでいなくて。一緒に独立した3人と自分とで、「それぞれが経営者だと思ってやっていこう」というような取り決めでした。

僕はヘア&メイクの仕事が忙しく、サロンに出るのは月に数回、という状況が長く続いて。

結果、自分のサロンではなくなってしまった。僕は不要という答えをほかの3人が出したんです。

 

 

 

Q.とても辛い経験でしたね。人間不信になってしまいそうですが…。

 

A.幸い自分にはヘアメイクとしての仕事があって、食っていけることはできました。

でも、仕事以外の場所では、本当に暗かったですね。

ヘアメイクの仕事をしているときだけは、集中して楽しい気持ちになれたんですが…。

あとは家にこもって、ずっと落ち込んでいました。あとは、自分を信頼してくれているお客様のことがとても気になって。

お客様のことを裏切りたくない、と強く思っていました。

 

 

 

Q.確かにサロンがないと、お客様の髪を切るのは難しいですよね。

 

A.それで某ヘアケアブランドにアトリエを貸してもらえないか? とお願いして。

同時にフェイスブックを始めて、「僕は○月○日と○日、ここのアトリエに出ます」と告知をして、予約を取るようにしたんです。

それを見て、徐々にお客様がいらしてくださるようになって。

ああ、これでお客様のカットができる、これで十分だ、と思っていたんです。その矢先に電話が鳴って。

 

 

Q.えっ、何かありましたか?

 

A.青山のサロンの同期からの電話でした。

「しんちゃん(池田さんのこと)、原宿のサロンのHPから、しんちゃんの名前がなくなっているけど、何かあった?」って聞かれたんです。

正直、人に会うのが億劫で、「飲みに行かない?」と誘われてもしんどかったんですが…。仕方なく会う約束をしました。

 

 

Q.でも、HPを見て気付いてくれるなんて、すごいですよね。その同期は、どんな方だったんですか?

 

A.同期とはいえ(17才で青山のサロンに入った)自分より年上で。青山のサロンで一緒に働いた期間は短かったんです。

早くに独立して、茨城に自分の店をオープンしたと聞いていました。

彼と飲みにいって、今までの成り行きを話したら、「しんちゃん、何か一緒にやろうよ!」と熱心に誘ってくれて。

でも、当時の僕は素直に人に心を開けず、「いや、小さな舟の限界も見えたし、僕は面倒な人間で、人と何かやるなんて向いてないし、やりたくないよ」って、気のない返事を繰り返しました。

 

 

Q.「新しいサロンを作ろう」という気にはなれなかったわけですね。

 

A.当時はそうでしたね。でも、その彼が原宿や青山の一等地の物件を何度もメールで送ってきてくれて、「ここなんかどう?」って言うんですよ。

彼は、茨城のほうでサロンのほかにも結婚式場など多くの事業を展開して、成功を収めていたんです。

それで「小さな舟がイヤなら大きな船を出してみたら?」と言ってくれて。

彼自身も「新事業として、東京でサロンを作ってみたい」ということで、僕に経営をすべて任せてくれる、と言ってくれたんです。

 

後編へ続く

 

cuzco2内観

cuzco-クスコ- ビューティーラウンジ

住所:東京都渋谷区神宮前4-25-15

エスポワール表参道B1

電話:03-5413-0019

定休日:火曜日

http://www.cuzco-ltd.com

 

サロン詳細はこちら!

http://cawaii-hair.tokyo/haircata/salon/1000070/

 

 

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WRITER

美容ライター上條華江

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