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「俺のヘアサロン」シャンプーボーイから輝くプレジデントへの軌跡 The Waltz代表 眞治 格さん【前編】 

連載第4回目の今回は千葉市のヘアサロン「The Waltz(ザ・ワルツ)」代表の

眞治格(しんじ いたる)さんをクローズアップ!

東京の有名サロン勤務を経て、千葉で自分のサロンを持つまでは

挫折や悩みの連続だったという眞治さん。

千葉に新たな風を吹き込もうとチャレンジする眞治さんに、

山あり谷ありの美容人生20年間を振り返っていただきました。

 

 

FILE.4

The Waltz-ザ・ワルツ- 代表、ヘアスタイリスト

眞治 格さん 

 

眞治格さん修正

 

1977年9月29日生まれ、岡山県出身

岡山県理容美容専門学校通信課卒業後、

原宿のサロンPEEK-A-BOOに入社。

都内数店舗、千葉県内1店舗のサロンを経て

2012年9月9日千葉市にThe Waltzをオープン。

 

 

Q.岡山から上京してすぐに原宿のPEEK-A-BOOに入社とのこと。どのような経緯でPEEK-A-BOOに入ることになったのですか?

 

A.岡山の美容院で働きながら専門学校の通信課程を受けていて、卒業したら上京したいな~と思っていました。

当時、「東京の美容院がスゴい!」という特集が少しずつTVで組まれるようになり、業界誌で見るPEEK-A-BOOのカットがとにかく美しくて。

「PEEK-A-BOOは美容界の東大だ!」と思い、東京に行って懸命に頼み込めばきっと入れてくれるだろうと信じ、

スポーツバッグにちょっとした服を入れて上京しちゃいました(笑)。

ラッキーなことにPEEK-A-BOOに電話を入れたら

「明日試験があるので来てください」と言われて、無事、中途での採用となったのですが…。

いま覚えばとにかく無謀ですね。

 

 

 

Q.カルチャーショックみたいなものはなかったのですか?

 

A.ありました、ありました(笑)。

翌日には先輩である松永英樹さん(現ABBEY代表)に「テレビの撮影があるからアシスタントとしてついてきて」と言われて。

いま大活躍している大御所の美容師さんたちがズラーと並んでいたテレビ撮影の現場に行き、茫然としました。

夜9時以降になると人が歩いていない岡山からの翌々日ですから!

そんな経験も含め、PEEK-A-BOOという職場に関しては何の不満もありませんでした。

目に見えた目標があって、毎日が楽しくて仕方なかった。

当時5年でスタイリストデビューと言われていたのが1年10ヵ月でデビューできたのも、美容が楽しくて仕方なかったからだと思います。

 

Q.すごい! ノリノリの20代前半だったんですね。

 

A.コツを覚えるのが好きで、技術の習得やレポートなんかも苦じゃなかったですし、要領がよかったんでしょうね。

いま思えば、それがよくなかった。

ちょっとやるとすぐできて、すぐに調子に乗るパターンです(笑)。

女性誌の撮影にも呼ばれるようになり、20代前半で達成できたことがありすぎて、天狗気味になってしまいました。

ちょうどそんなときに尊敬する先輩である松永英樹さんが独立する、という話も浮上してきて。

PEEK-A-BOOにいる意味を考えるようになってしまった。

 

Q.それで辞めることに?

 

A.数年はとどまったのですが、25歳でPEEK-A-BOOを辞めました。

その後は知人のサロンにお世話になったりしながら、今後どうするか? を考えていました。

自分の気持ちに正直になれば「また松永さんと一緒に仕事がしたい!」

という想いがとても強かった。

それで約1年後位に思い切って電話をかけて頼み込み、松永さんが代表を務めるサロン「BAPE CUTS」(現ABBEY)に入れてもらうことになったんです。

 

Q.アグレッシブですね。BAPE CUTSでの美容生活は楽しかったですか?

 

A.環境というものにまったく不満はなく、マッチングしていたと思います。

尊敬できる先輩、仲間に囲まれ、美容師としてはまさに理想的な職場でした。

それでも自分はダメだったんです。

今度はまわりがスゴすぎる、というのを言い訳にしてスローな自分が顔を出してしまった。

お客様にいらしていただくための絶え間ない努力=売り上げを伸ばすこと、というのができなくなってしまったんです。

正直なところ、自分に負けましたし、東京に負けました。

 

Q.東京での敗北宣言のあとは?

 

A.BAPE CUTSを辞めたときはもう30歳を過ぎていました。

もう後がないような状況で。

そこで考えたのが「進学校のビリ(に近い存在)より、工業高校のトップを目指そう」

というような戦略です。

このたとえが適切なのかも分かりませんが…。

自分が工業高校の出身なのでたとえに使ってみました。

東京に近い地方の都市でトップを目指そうと考えたわけです。

それで、かなりの利益率を上げているので知られる

千葉県内の大型サロンに入りました。

もちろん、千葉だからといって甘くはないんですけどね。

なめてたんですよね、基本的に(苦笑)。

 

Q.東京から千葉のサロンに移って、どのような変化がありましたか?

 

A.千葉には千葉のルールがあるというか、その会社(サロン)にはその会社(サロン)のやり方があるということを知りました。

制服を着用しなければいけなかったり

「美容師というのはアーティストやデザイナーではありません」、

「技術というのも、そこそこあればいいんです」という考え方だったり。

これにまた僕は反抗を覚えました。

そんな矢先にセミナーである人が

「1度自分が所属するサロンの社長になったつもりで考えてみてください」

と言ったんです。

これにはハッとしました。

自分の言動を振り返って、自分みたいのが下にいたらウザいだろうな~と思ったんです。

 

 

Q.そこから変われたような実感が?

 

A.そうですね。今までみたいにすぐに反抗するのでななく、とにかく1度「はい」と受け入れてみようと思いました。

それにどういう意味あるのか?

頭で咀しゃくして、心からの「はい」に変わるのか?

そういった作業を、ひとつひとつ行うようにしていきました。

言ってみれば「忍耐」を覚えようという努力です。

千葉のサロンでの3年間はそういった修行の期間でした。

 

後編に続く

 

ワルツ内観

おしゃれな絵画やドライフラワー、たくさんの緑…。

眞治さんのセンスの高さを伺わせるインテリア。

お客様に無理のないゆるかやかな予約制をモットーにしているので

お友達と一緒でもお子様連れでもOK。

おいしいハーブティやカフェラテといっしょに

ゆったりとくつろぎながら、ヘアチェンジを楽しめます。

 

The Waltz-ザ・ワルツ-

千葉県千葉市中央区新町22-6ハイライトビル2F

電話:043-239-5514

定休日:月曜日

http://www.wlz.jp/

 

 

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WRITER

美容ライター上條華江

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