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【FILE.8】Un ami omotesando 松井幸裕さん【お仕事編】

1999年に流行語大賞に選ばれた「カリスマ」。インターネットの発達と共に情報量が膨大となり、身近な存在にファッションの手本を求めることでショップ店員や読者モデルが大ブームに。人の心を惹きつけてやまない人達が「カリスマ」と呼ばれ、各業界を賑わせていました。

そんな中で美容師もブームの一端を担い、ファッション界のみならず美容界を大いに盛り上げ、その人気ぶりは「カリスマ美容師」のキーワードのもとキムタク主演のドラマが放送され視聴率が50%を越えたほど。彼らの活躍ぶりは雑誌やメディアに留まらず、ネット社会となった現在においてはブログやYoutube、SNSなどを使い あらゆる形で常にトレンドを発信し続けている。

時には美の提案者として、時には頼れる友人として親しまれる「現代のカリスマ美容師たち」。この連載では彼らの人物像にスポットをあて、仕事やプライベートについてをQ&A形式でご紹介します。

 

連載8回目はこの方

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Un ami omotesando 松井 幸裕さん

新潟県出身。Un ami代表・森内雅樹氏に師事。

表参道の裏路地にあるUn ami omotesandoにて店長を務める。あらゆる世代における可愛さを常に考え、ひとりひとりの雰囲気や顔立ちなどから一番魅力的なヘアスタイルを提案。

レングス問わずやわらかさのあるデザインを得意とし、磨き抜かれた技術力で女性のおしゃれをバックアップ。サロンワークはもちろん雑誌掲載のスタイルは多方面からの好評を得ている。

 

【松井さんが手がけたヘアスタイルを見るにはココをクリック

 

松井さんってどんな人? ~お仕事編~

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Q1. 美容師になろうと思ったきっかけは?

 

A. カリスマ美容師ブームがきっかけ

細かい作業や物を作るのが好きで、昔は設計士だとか安定した職業の公務員の未来を漠然と描いていました。考えが変わったのは、1998年から1999年頃に放送されていた「シザーズリーグ」。カリスマ美容師ブームの火付け役とも言われる番組がきっかけでした。

人気番組になってからは地上波で放送していましたが、最初は関東のCSテレビでしかやっていなくて。僕はその頃まだ地元の新潟にいて中学2年生か3年生くらいだったので、東京にいる親戚に頼んで録画してもらい、それを見るのが楽しみでしたね。

そして当時、特に注目して見ていたのが、Un ami代表の森内です。番組内で披露される彼の技術を見て美容師という職業に興味を持ち、目指すようになりました。

 

 

Q2. スタイリストになるまでの間で特に勉強したことは?

 

A. 可愛いデザインの感覚をつかむこと

アシスタントからスタイリストになるまでに丸4年かかりました。この期間は自分の好みをハッキリさせる時期であり、「可愛い」という感覚を形にするために何をすればいいのかを考える時期でした。そのためには先輩の撮影現場について行って最新のスタイルを見たり、自分の感覚に近いスタイルを多く見ることでデザインの傾向を勉強していました。

 

 

Q3. 我ながら成長したなぁと思ったこと・感じたことは?

 

A. 内面の成長

スタイリストからトップスタイリストを経て副店長を2年ほど経験し、店長を任されてもうすぐ1年。じつは最初に副店長の話をもらった時は、あまり積極的ではありませんでした(笑)

というのも、僕はとにかくカットが大好きで、役職に就いたらデザインセンスやスキルの成長面における”鋭さ”のような感覚が失われるのでは…と危惧していたからです。実際就いてみると今まで見えなかった事が見えてきたり、デザインに対しても新しい側面で捉えられるようになったりとプラスになることが多かったと思います。それに任せていただいたからには結果を出したかったので、お店にとって必要なことと重要なことを見極める力を身につけていきました。

 

 

Q4. ヘアスタイルを創造・提案するうえで参考にしていることは?

 

A. トレンド

ファッション、ヘア、モデルさんなどからトレンド傾向を判別し、デザインに活かしていきます。おしゃれに気を遣っている方のほとんどは雑誌やテレビから情報を仕入れてサロンを訪れるので、流行っているキーワードをおさえつつ聞きなじみのある表現を用いて説明したりしていますね。

 

 

Q5. 毎日欠かさずおこなっていることを教えて下さい

 

A. 基本1日1食、炭酸水を飲む!

満腹中枢が満たされると集中力の低下につながるので、業務の時間はできるだけ空腹に近い状態でいることを心がけています。小腹が空いたら炭酸水を飲み、仕事が終わったらガッツリ食べます。ビールを飲む日もありますよ。

ちなみに朝はフルーツやスムージーなど消化・吸収が早いものを食べると良いと聞いたので、最近は毎朝バナナを食べてます。

 

 

Q6. お気に入りのサロンメニューは?

 

A. カット!

パーマにしろスタイリングにしろ、すべてはカットありき。どんなシルエットに仕上がるかがココにかかっているので、一番大事だと思っています。

あとUn amiはクリームバスがおすすめ。こだわりのヘッドマッサージにアロマを加え、芸能人やモデルの方からも大人気のメニューです。

 

 

Q7. さらなる飛躍のために今後挑戦したいことは?

 

A. 若手スタイリストをどこまで伸ばしていけるか

若手スタッフの育成というのは今後の挑戦であり目標でもありますね。店長としてワンマンにならないよう、柔軟な対応をしたり色んな観点から物事を捉えるようにして、スタッフが幸せな気持ちで働ける環境を作りたいと思っています。

そのためには店全体の売上だとか僕たち上の世代の働きぶりを充実させていくことも必要なので、自分の仕事をしっかり見せつつ、指導するときは自分の言葉でビシッと伝えていますね。

 

 

Q8. 未来の美容師たちに伝えたいことはありますか?

 

A. こんなにステキな仕事、なかなか出合えませんよ!

美容師をやっていると、お客様から「きれいにしてくれてありがとう」「このヘアスタイルにしてよかった」など感謝の言葉をいただく機会がとても多い。そこには需要と供給を超えた関係性があるんですよね。普通の商売だったら欲しい商品を買ってそこで終了ですから。

お客様が来てくれるたびに可愛くなり、おしゃれになり、来店を楽しみにしてくれる。この喜びはそう簡単に味わえるものではありません。誰かの幸せを願うことで自分も幸せになれる、気持ちが豊かになれる仕事だと思います。

 

 

松井さんのお仕事道具

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シザー

手前が「島理研」のもので、刃の部分が若干太めなのがポイント。逆刃のような作りで、僕がカットをするうえで大切にしている”髪のやわらかさ”が出せるんです。奥は「OKAWA」のもので、刃先が長くて細身なので顔周りなど繊細なカットが必要なときに使います。

 

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レザー

GARDENグループのレザー、ロゴ入りです。パツッと切り揃った毛先に使って断面をナナメにしてソフトな仕上がりにしたり、毛量の調整などに取り入れます。

 

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一眼レフカメラ

作品撮りの際に欠かせないのがデジタル一眼カメラ。1年ほど前からCanonの「EOS 6D」を愛用しています。小型軽量ながらもフルサイズセンサーを搭載していて、細かい質感や光の加減など、その場の空気感をバシッと写してくれるんです。ちなみにUn amiのHPなどに使われている作品は、お店のイメージ統一のためにすべて僕が撮っています。

 

 

松井さんのお仕事ファッションスナップ

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動きやすい格好が好きです。靴はスニーカーより革靴が多め。

 

トップス・・・T by Alexander Wang(ティーバイ アレキサンダーワン)

パンツ・・・ACNE(アクネ)

シューズ・・・SANDERS(サンダース)

時計・・・ROLEX(ロレックス)

シザーバッグ・・・maxstart(マックススタート)

 

 

FILE8. お仕事編でした!

次回のプライベート編にもご期待ください♪

 

 

店舗情報

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Un ami omotesando(アン アミ オモテサンドウ)

住所:東京都渋谷区神宮前5-6-13 ヴァイス表参道1F

電話:03-5774-1011

定休日:月曜日(祝日の場合は営業、翌日休)

http://www.un-ami.jp/

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WRITER

ライター井上英恵

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